×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

logo

コラム−オイル侮るなかれ

2008年8月26日

ここ数年来発売された車には殆どがこのような photo
低排出ガス規制の認定ステッカーが貼られていますよね。
車の整備手帳や説明書を見ると、指定オイルの中に0W-20とか5W-20とかの表示が 見られると思います。
いわゆる省燃費オイルという種類のオイルで、まるで水のようにサラサラしています。
よく車のカタログに記載されている10モード燃費などは、この省燃費オイルの使用を基準と しているのが現実なようで、今回実際に経験した事と少しオイルについて勉強した事を報告したいと思います。
 我が家のワゴンR号もご他聞に漏れずこの低排出ガス車ステッカーが貼られていた のですが、当初は気にも留めていませんでした。
購入から約1ヶ月間の平均燃費は通勤時エアコン未使用で約リッター15キロ程度。
購入前にどんなオイルが入っていたのかも分からず且つ中古車の為何時オイル交換された のかも分からない状態だったので近所の黄色帽子にてモービル1ロードマスター(10W-30) に交換。
結構エンジンはぶん回す運転だし、どうせ以前は安物の鉱物油が入っているのだろうから、 これでフィーリングと燃費アップ間違いなし!な〜んて浅はかな考えを持っていたのですが。
これがぬぁ〜〜んと!!!予想だにしない結果になろうとは...。

まず燃費の低下
 丁度夏場でエアコンをほぼ常時使用するような状況になった事を差し引いても極悪な結果に...。
どんなにアクセルを開けないような運転を心がけてもリッター12キロを超えられない(苦笑)
フィーリングの低下
 オイル交換前に比べ明らかにモッサリしたフィーリング。
モービル1ロードマスター(10W-30)自体は前車でも使用した経験がありスムースな フィーリングと高いエンジンの静粛性から非常に気に入っていた製品だったのですが...こんなハズは(泣)。
特に2800回転から3500回転での丁度3速から4速にシフトアップする領域で明確に息つき 現象が起き、2000回転から1500回転でアクセルオフをするとノッキングのような現象が頻繁に起こる等等。

そこでやっと整備手帳に目を通す事に。
確かに10W-30も指定オイルのの範疇だったのですが、0W-20、5W-20などの以前は見慣 れない指定も見受けられます。

豆知識
ここで0W-20とか10W-30とか言っているのはオイルの粘度の事でSAE粘度と呼ばれます。
SAEは、「アメリカ自動車技術協会」が設定したエンジンオイルの粘度分類で、そのオイルが どの程度の外気温に使えるかを判断するためのものです。
SAE番号が大きくなるほど粘度が高いことを示します。
表示は0W、5W、10W、15Wや20Wと表わします。また0W-30、5W-30、5W-50、10W-30、 15W-40のように間をハイフンで繋がっている表示のオイルをマルチグレード。
5W、10Wのようにハイフンのないものはシングルグレードと言い、乗用車では使用可能温度範囲が広い マルチグレードを使用するのが一般的です。
ちなみにWはWinterの意味です。
メーカー指定粘度を参考に、軽い吹け上りやレスポンスを求めるなら若干粘度の低い (軟らかい)ものを、トルク感を増したいなら若干粘度を高く(硬い)ものを選ぶのが基本。

旧車や走行距離の多いエンジンは、エンジン内部が磨耗しているのでメーカー指定粘度より 硬いオイルをお薦めします。

極端な寒冷地で使用する場合、粘度は低く(軟らかく)、酷暑の場合は粘度を高く(硬く)します。
例:メーカー指定粘度が10W-30の場合、軟らかいのは5W-30、0W-30など。硬いのは10W-40 、15W-50。


で、私がこれでOK!と自信満々に交換したオイルは指定粘度の中では最も硬い部類のオイルで あった訳で、硬いという事は当然抵抗が大きい=燃費が悪くなるだったわけです。

本来なら5000キロ毎のオイル交換で十分なのですが、昨今のガソリン高騰の状況に耐え切れず (笑)(本当は低粘度オイルを試したかっただけ)1000キロあまりで交換を決行した次第です。
交換したのは省燃費オイルの100%化学合成油の中ではコストパフォーマンスが高いと言われている SNOCO(スノコ)Svelt(スヴェルト)0W-20をチョイスしてみました。
交換後1回目の給油時で、燃費はエアコン使用にも関わらずリッター15.5キロを記録。
モッサリとしたフィーリングも改善され、明らかにエンジンの回りが軽くなったと感じられます。

今後の経過については後日報告いたします。
今回は良い(苦い)勉強をさせてもらったという事で。
オイル侮るなかれ!



  mark           mark           mark